ドイツ鉄道(DB)ICE で巡るフランクフルト~ケルン~デュッセルドルフの車内レポ|2023年7月

ドイツ

2023年の7月、ドイツに一人旅に行き、フランクフルト、デュッセルドルフ、ケルンをドイツ国鉄(DB)のICEに乗って周遊しました。そこで、そのときの列車内の様子をご紹介します。

ドイツのICEは日本の新幹線と違う点がいくつもありました。例えば、ICEには食堂車があります。車内でガラスのグラスで注ぎたてビールを飲むこともできますので、とても楽しいです。

  • ドイツ国鉄のICEって、列車内はどんな感じなの?
  • 日本の新幹線とは違うの?

その他、列車の予約やキャンセルについてはこちらの記事で紹介しています。

また、ドイツの鉄道は日本のように時間に正確ではないです。実際に乗って分かった、実際の列車の遅延状況についてはこちらで紹介しています。

食堂車でビール

まずは食堂車についてご紹介します。

こちらはフランクフルト空港駅から、デュッセルドルフに向かうところです。

電光掲示板を見ると、B車両にナイフとフォークのマークがありますので、B車両に食堂車があることが分かります。

B車両周辺から車両に乗り込み、食堂車に行ってみました。食堂車のテーブル席はすでに満席でした。カウンターは空いていたので、ビールだけ立ち飲みすることにしました。

車窓からの景色を見ながらのビールは旨いです。車内ですが、ちゃんとガラスのグラスでした。

注文したのはBitburger(ビットブルガー)300mLのグラスで3.6ユーロでした。

ひつじ
ひつじ

スーツケース遅延事件の直後だったので、ほっと一息つけました。

そのときの記事はこちらです。

今回は座席指定なしの2等チケットにしていました。車内は混雑しており、スーツケースを転がしながら席を探すのも・・・と思い、食堂車のカウンターでゆっくり飲んでいました。

フランクフルト空港駅からデュッセルドルフまで1時間半くらいでしたので、立ったままでもいいかな、と思っていました。

ちなみに、食堂車にいても乗車チケットはきっちりスキャンされました。スマホの画面で見せられるので便利でした。電池切れには要注意です。

夜の10時に食堂車が閉店しました。僕はまだ飲み切っていなかったので、あとからグラス返しにいきました。

その後は、食堂の前のデッキに立ち、デュッセルドルフに到着しました。

ちなみに別の日、ケルンからフランクフルト駅に行くとき、同じようにデッキに立っていたら、車掌さんからあっち空いてるから行って、的なことをドイツ語で言われました。確かに空いている席がありましたので、座れました。

座席

座席はこんな感じです。日本の新幹線のようにシートを回転させることはできませんので、進行方向に対して前向きに座りたい場合は、選択肢が減ってしまいますね。

今回は2等のチケットで座席指定をしていなかったで、空いているところを探して座りました。

座席の上、荷物台の黒い部分が電光掲示板で、予約が入っているかどうかが表示されます。何も書いていないところが空き席です。

座席の間に荷物置き場もありました。

座席はこんな感じです。テーブルがあり、このあたりは日本の新幹線とさほど変わらないと思いました。

座席間にスーツケースを入れることもできて、シートピッチは十分広かったです。ちなみに、僕のスーツケースはビータスで、学生時代から使っています。

ひつじ
ひつじ

綾鷹は日本から持ち込んだものです。

電光掲示板があるので、何時にどこに着くかが分かりやすいです。

ひつじ
ひつじ

赤字が遅延状況です。30分遅れています…

日本の新幹線は、駅に到着するたびにアナウンスをしてくれますが、ドイツのICEではアナウンスはほとんど無かったと思います。必要なら電光掲示板なり、スマホアプリで見ればいいので、こっちのほうが合理的だと思いました。

車両とホームの段差

最後に注意点です。

日本の新幹線と違って、車両とホームの間に2段のステップがあります。日本の新幹線はほとんど段差がないので、新幹線に慣れていると、特にスーツケースを持っているときに要注意です。

ひつじ
ひつじ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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