2023年の夏、3年ぶりにドイツに行ってきました。前回は北欧系の航空会社を使いましたが、最近はヨーロッパ系の航空会社の料金が高く、今回はシンガポール航空で行くことにしました。
そこで、今回はこのあたりの疑問に答えつつ、実際の写真とともにご紹介します!
航空券の探し方
航空券はいつも通りスカイスキャナーで探しました。日にちや行き先(ドイツのフランクフルト、ミュンヘン、ベルリンなど)を変えながら安いチケットを探したところ、シンガポール航空が比較的安いことが分かりました。
先日のモルディブハネムーンのときもシンガポール航空を利用し、なかなか良かったので今回もシンガポール航空にしようと思いました。
本当は直行便が良かったですが、チャンギ空港見れるしまあいいかなと思いました。
しかし、希望日には便がヒットせず。
そこで、シンガポール航空の公式サイトから調べるとヒットしました。というか、ほぼ毎日、便がありました。
スカイスキャナーで当たりをつけたら、公式サイトを見てみるのが良いかもしれません。
同じ出発日でも、時間の異なる複数の便から好きなものを選べる(料金は変わります)ので、空港に着く時間やチャンギ空港でのトランジット時間を調整することができます。そのあたりは公式サイトで探す方が確実だと思いました。
ちなみに過去にドイツに行ったときも主に金額で航空会社を選びましたが、2019年はフィンエアー、2020年はルフトハンザでした。
タイミングによって、安い航空会社が変わるのね。
航空券を調べつつ、旅行の行き先を考え、飛行機の到着地を決めます。今回は、まだ行ったことがケルンとデュッセルドルフを旅の目的にし、そのために飛行機の到着地はフランクフルト空港の往復に決めました。
旅行先と飛行機を同時に考えるのね。
旅程と金額
旅行は7月で、航空券を探し始めたのが2月でした。3月初旬に確認したところ、2月に見たときより1万円ほど値上がりしている・・・ということで、すぐに取りました。チケットを取ったのが3月初旬なのでフライトの約4ヶ月前に取ったことになります。
予約できたチケットの運賃タイプは、往路(大阪→フランクフルト)はバリュー(N)、復路(フランクフルト→大阪)はフレックス(E)でした。
ライト→バリュー→スタンダード→フレックスの順に高くなります(詳しくは公式HP参照)。
チケット料金は以下になりました。バリュークラスでは席指定が有料、フレックスでは無料です。
・チケット:172,550円
・席指定(大阪→シンガポール):1,300円
・席指定(シンガポール→フランクフルト):2,520円
チケットが高くなったのは、復路の運賃タイプがフレックスしか空いてなかったからかもしれません。
ちなみに5月初旬に見てみると、売り切れていました。周辺の日程でも10万円くらい値上がりしてました・・・。
4,5ヶ月前にはチケットを取った方がいいかもしれませんね。
旅程
旅程の詳細は以下になります。
往路 (25h 45m)
・KIX T1 23:25 → 6h 15m → SIN T2 4:40 (Boeing 787-10)
・トランジット(6h 15m)
・SIN T3 10:55 → 13h 15m → FRA T1 18:10 (Airbus A350-900)
復路 (24h 00m)
・FRA T1 14:35 → 12h 25m → SIN T3 9:00 (Airbus A350-900)
・トランジット(4h 55m)
・SIN T3 13:55 → 6h 40m → KIX T1 21:35 (Boeing 787-10)
片道トータルで24時間超え、チャンギ→フランクフルトは13時間です。
長いねー
今まで、日本からヨーロッパまでは直行していましたので、ここまで長いフライトは始めてです。しかし、個人的にはそこまで疲れなかったと思います。
フランクフルト・チャンギ間のフライトが長くて、逆にゆっくりできたからかも?
モルディブへ行くほうが疲れたかもしれません。マレ空港はチャンギ空港に比べてあまりゆっくりできないし、スピードボート移動は酔いそうになるし・・・
座席紹介
大阪⇔チャンギはBoeing 787-10、チャンギ⇔フランクフルトはAirbus A350-900でした。
大阪⇔チャンギのBoeing 787-10については、過去の記事で紹介しています。
そこで今回は、チャンギ⇔フランクフルトのAirbus A350-900について、ご紹介します!
座席の配置は、Boeing 787-10と同じく、3-3-3です。
座席はこんな感じです。
こちらもBoeing 787-10とほぼ同じですが、USBが2個あるというのが大きな違いでした(USBの下のポートは何用か分からず・・・)。
足元にはコンセントがありますので、こちらからも充電ができます。コンセントは斜め下を向いていますので大きな充電器では落ちてしまいますが・・・。
このくらいのサイズでは落ちずに充電できましたが、隣の人の足に当たって落ちてました。。。
降りたたたみ机のこんなところに鏡がありました。
機内食
次に機内食についてご紹介します。事前にHPの予約画面より、機内食のメニューを見ることができます。ベジタブルメニュー、ベビーメニューなどの特別食のリクエストもできます。
僕は全て通常メニューを食べました。HP記載のメニューと実際の機内紹介の写真を見比べながらご紹介します!
結論として、機内食は全て美味しかったです!
食事の回数は?
日本⇔シンガポール間は、食事は1回です。
シンガポール⇔フランクフルト間は、食事2回です。
13時間で2食・・・おなか減らなかった?
めちゃ減ったけど大丈夫!スナックがもらえました!
大阪からシンガポール行きの夕食
僕はチキンを選びました。
フライドチキンというより、唐揚げだと思いました。アツアツジューシーでとても美味しかったです。
ビールはタイガービールとハイネケンの二択でした(以降の他の便でも同じです)。
茶そばと、くだものゼリーも美味しかった!
カップに入った水というのは初めて見ました。
シンガポールからフランクフルト行きの昼食
昼食前にナッツがもらえました。
昼食のメニューはこちらです。
mediterranean(地中海)の魚料理にしました。
緑色のハーブソースが海外っぽい味付けで、ちょっとくせがありました。トマトソースの味が強いので、そこまで気にならず美味しく食べられました。
シンガポールからフランクフルト行きのスナック
昼食を食べて数時間経つとおなかが空いてきました。機内食のメニューを見ているとスナックというものがありました。機内食メニューは、モニターに表示されるQRコードを読み取って、各自のスマホから見ることができます。
おやつ、というかサンドイッチもらえる!
ほんとだ、すごい!
一番後ろにあるギャレーへ自分で取りに行ってもいいし、CAさんに頼んでもいいとのことです。とりあえず自分でギャレーに取りに行きました。CAさんに聞いたら、そこにあるよとのことで、いただきました。
少しかじったあとの写真ですが、なかなか美味しかったです。
なぜか日本語が書いてる、シンガポールのパンもありました。日本の原材料を使っているようです。
このパンもとても美味しかったです。
天然酵母パン、日本でも売ってるよー
シンガポールからフランクフルトへの夕食
メニューはこちらです。
僕はチキンを選びました。
胸肉の唐揚げのような感じです。
サラダは、サーモンの下にりんごと梨(?)がありました。不思議な組み合わせでしたが、それぞれの味は美味しかったです。ケーキにはチョコレートがかかっていて、こちらももちろん美味しかったです。
個人的に細長い米があまり好きではないですが・・・
フランクフルトからシンガポールへの昼食
ここからは復路です。行きと同じく、まずはおやつをもらいました。
昼食メニューはこちらです。ドイツ時間で16:30頃でした。
チキンを選びました。
左下のコロコロしたものはニョッキです。エビピラフも付いていて、全てとても美味しかったです。
ニョッキ食べたの初めてかもしれませんが、もちもちしていておいしいかったです。
アイスももらえました!
BRUNO GELATO (ブルーノジェラート)という、イタリアンアイスクリームを作るドイツのメーカーのようです。
ハーゲンダッツに負けない美味しさでした。
へー気になるー
フランクフルトからシンガポール行の朝食
昼食を食べたあと寝ていたようで、朝食のときにCAさんが肩を叩いて起こしてくれました。
朝食メニューはこちらです。
シンガポール時間で朝4:45頃でした。
僕はパスタにしました。
エビがぷりぷりで美味しかったです。
フランクフルトからシンガポール行のスナック
シンガポール到着の1時間くらい前におなかが減ってきたので、行きと同じくギャレーに行ってみたところ、今回はスナックが置いてありませんでした。そこで、席からCAさんを呼んで頼むことにしました。
そういえば飛行機で初めてピンポン押しました。
とても快く対応いただきました。
サンドイッチとマフィンを頼んだところ、なぜかサンドイッチを3つ(2種類)とペットボトルの水もいただきました。
このフライト中には食べきれなかったので、チャンギ空港のトランジットのときに食べました。
なんだか手作り感があるサンドイッチで、これはこれで良かったです。
シンガポールから大阪行の昼食
最後の機内食です。メニューはこちら。
牛にしてみました。ゆっくり蒸されたバーベキュービーフとのこと。
少し筋がありましたが、柔らかく、味付けも美味しかったです。
シンガポールから大阪行のスナック
僕はもらいませんでしたが、大阪行のスナックメニューはこちらです。
フランクフルト行の長距離便とは違って、サンドイッチやマフィンはありませんでしたが、おやつはありました。
持ち物
今回のフライトで感じた、機内に持ち込むといいもの、無くてもいいものをまとめました。
持ち込むといいもの
- 上着
半袖と薄手の上着を着ていましたが、機内は結構寒かったです。ブランケットはもらえますが、それでもちょっと寒かったです。(何枚か追加でもらっている人もいました) - ヘッドホン
イヤホンを長時間つけていると耳が痛くなりました。次回はヘッドホンも持ち込もうと思います。 - ペットボトルの水
機内でも水はもらえますが、すぐに飲みたいときのために少しは持って入るのがいいと思います。僕はセキュリティチェック前にペットボトルを空にして、セキュリティを抜けたあとの水汲み場で水を入れて機内に持ち込んでいます。
持ち込まなくてもいいもの
13時間のフライトで機内食だけで足りるかな?と思っていましたが、サンドイッチももらえるので、食べ物は持ち込まなくてもいいかなと思いました。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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