北欧3ヶ国4都市を一人旅したときの、費用をまとめました。
ヨーロッパ旅行は費用が高くなりやすいので、毎食レストラン、毎日ホテルとはせずに、ある日はカップ麺、ある日は寝台列車、のようになるべく費用を浮かせるように心がけました。
旅行の概要
まず初めに、今回の旅行の概要をご紹介します。
旅行期間
2017年7月の8日間
滞在都市
今回滞在した都市は以下の3ヶ国4都市です。
- コペンハーゲン(デンマーク)
- ストックホルム(スウェーデン)
- ベルゲン(ノルウェー)
- オスロ(ノルウェー)
旅行日程
今回の旅行日程をまとめました。
日数 | 曜日 | 朝 | 昼 | 夜 |
0 | Fri | – | – | スカイスパ(横浜)で前泊 |
1 | Sat | 成田空港から飛行機に搭乗 | コペンハーゲンに到着 | コペンハーゲン観光 |
2 | Sun | コペンハーゲンから 鉄道に乗車 | ストックホルム着 | ストックホルム観光 |
3 | Mon | ストックホルム観光 | ストックホルム から飛行機に搭乗 | ベルゲン着 |
4 | Tue | フィヨルドツアー出発 | フィヨルドツアーから帰還 | ベルゲンから夜行列車に乗車 |
5 | Wed | オスロ着 | オスロからフェリー乗船 | フェリーにて船中泊 |
6 | Thu | コペンハーゲン到着 | コペンハーゲン観光 | コペンハーゲンにてホテル泊 |
7 | Fri | コペンハーゲン観光 | コペンハーゲンから 飛行機へ搭乗 | |
8 | Sat | 成田空港に到着 | – | – |
費用
かかった費用を以下の表にまとめました。
項目 | 金額 |
飛行機(成田⇔コペンハーゲン) | 120,000 |
鉄道(コペンハーゲン→ストックホルム) | 17,000 |
飛行機(ストックホルム→ベルゲン) | 18,680 |
フィヨルドツアー | 55,400 |
船(オスロ→コペンハーゲン) | 31,540 |
ドミトリー(コペンハーゲン) | 5,000 |
ホテル(ストックホルム) | 5,000 |
ドミトリー(ベルゲン) | 4,294 |
ホテル(コペンハーゲン) | 4,394 |
合計 | 261,308 |
現地での飲食費や観光費を含めると、総額は30~40万円くらいです。
飛行機
まず、最初に決めたのは日本から北欧へ往復する飛行機です。
飛行機はスカイスキャナーで探しました。
スカイスキャナーは月全体で金額を見比べることができるので、どの日が安いかを調べやすいです。
スカイスキャナー公式HPより引用
値段を見比べながら、日本のどこの空港(成田or関空)から、北欧のどの国への飛行機にするかを決めました。
飛行機を決めるにあたって、以下のポイントを中心に比較しました。
- 費用はなるべく抑える
- なるべく成田発でなく関空発(関西在住のため)
- ヨーロッパ系の航空会社(中国系は遅れやすいイメージ)
- なるべく直行便
- 現地到着時間は朝か昼(現地を夜うろうろしたくない)
- 現地出発時間は早朝は避ける。(時差ボケで寝坊しないよう)
結果的には、以下の飛行機に決めました。
- スカンジナビア航空
- 成田↔コペンハーゲン往復(直行便)
- 11:10 成田発、15:30コペンハーゲン着
- 15:45 コペンハーゲン発、9:35成田着
- 往復で12万円
成田発は希望から外れていますが、総合的に見てこの飛行機に決めました。
フィヨルドツアー
飛行機を決めると、コペンハーゲンへの到着日程が決まるので、次にフィヨルドツアーの日程を決めました。
フィヨルドツアーの手配は北欧トラベル様にお願いしました。(現在はサービス終了されています)
フィヨルドツアーに参加するためには、ノルウェーのベルゲンまで行く必要があります。
ベルゲンまでの行き方、かかる時間を考慮しつつ、フィヨルドツアーの空き状況を北欧トラベル様に確認いただきました。
フィヨルドツアーの体験記はこちらで紹介しています。
北欧内の移動
日本からコペンハーゲンに到着後、北欧の各都市を周遊するのですが、北欧内の移動の方法もいくつか選択肢があります。
飛行機
飛行機は目的の都市まで短時間で行くことができます。
今回は、ストックホルム(スウェーデン)→ベルゲン(ノルウェー)の区間を飛行機で移動しました。
空港は通常、都市の中心部から離れたところにありますので、そこまでの移動時間は考えておく必要があります。
ストックホルムからベルゲンへ飛行機で移動したときの体験記は以下で紹介しています。
鉄道
島国の日本ではあまりなじみがないですが、鉄道でも国境を超えることができます。
今回は、以下の2つの経路で鉄道を利用しました。
- コペンハーゲン(デンマーク)→ストックホルム(スウェーデン)
- ベルゲン(ノルウェー)→オスロ(ノルウェー)
コペンハーゲン→ストックホルムは日中ですが、ベルゲン→オスロは夜行列車を利用しました。
鉄道は、飛行機とは違って、都市の中心部の駅同士を移動することができます。
また、日中であれば、窓からの景色をゆったり眺めながら移動することができます。
夜行列車では、移動しながら泊まれるので宿泊費を節約することができます。
飛行機ではなく、鉄道で移動することにもメリットがあると思います。
コペンハーゲンからストックホルムへ鉄道で移動したときの体験記は以下で紹介しています。
ベルゲンからオスロへ移動したときの体験記は以下で紹介しています。
フェリー
続いては、フェリーでの移動です。
オスロ(ノルウェー)→コペンハーゲン(デンマーク)を、DFDSフェリーで移動しました。
16:30にオスロで乗船し、9:45にコペンハーゲンに到着する便でした。
夕食を食べて、寝ている間に目的に着くので、夜行列車と同様に移動と宿泊を同時に行うことができます。
DFDSフェリーに乗った体験記は以下で紹介しています。
宿泊
飛行機、フィヨルドツアー、鉄道、フェリーの予約を済ませて周遊ルートを決めたら、次は宿泊の予約です。
夜行列車、フェリー泊以外になりますので、宿泊予約が必要なのは以下5泊分でした。
- 成田空港付近:1泊
- コペンハーゲン:1泊+1泊
- ストックホルム:1泊
- ベルゲン:1泊
毎回ホテルに泊まると費用がかかりますので、なるべくカプセルホテルやドミトリーを使うことにしました。
横浜スカイスパ
まずは出国前の前泊についてご紹介します。
成田空港発が11:10で、空港に2,3時間前に着くには当日家を出ると間に合わないので、前泊することにしました。
宿泊先は横浜スカイスパのカプセルホテルにしました。
成田空港までのリムジンバス乗り場に近く、温泉も入れます
実際に泊まった体験記はこちらで紹介しています。
コペンハーゲン1泊目
コペンハーゲン1泊目は、北欧で最初の夜でした。
まだそれほど疲れていないだろう、ということでドミトリーにしました。
実際に泊まった体験記はこちらで紹介しています。
コペンハーゲン2泊目
コペンハーゲン2泊目は、北欧最後の夜でした。
ホテル泊にしました。
コペンハーゲン2泊目の旅行記はこちらで紹介しています。
ストックホルム
ストックホルムではドミトリーが見つからなかったので、ホテルにしました。
ストックホルムに宿泊した旅行記はこちらで紹介しています。
ベルゲン
ベルゲンに到着するのは夜で、早朝にはフィヨルドツアーに出かける予定でした。滞在時間が少なく、寝るだけになるだろう、ということで安いドミトリーにしました。
ベルゲンに宿泊したときの旅行記はこちらで紹介しています。
準備物
海外旅行に持っていくと良いものについて、ご紹介します。
海外旅行保険
クレジットカードにも保険はついていますが、保証内容や金額が十分でないと思うので、申し込むようにしています。
今回は損保ジャパンで申し込みました。
飛行機遅延時のホテル代などはオプションにチェック入れる必要があるものが多いようで、金額はほとんど変わらないのでチェックしたほうが良いと思います。
保険料は、3,530円でした。
ポケットWi-Fi
現地では行き先を調べることが多いため、ポケットWi-Fiは必須だと思います。
毎回、値段を見てどこの会社にするか決めていますが、今回はフォートラベルのものにしました。
空港で受け取って、空港で返せるので楽ちんです。
ポケットWi-Fi のレンタル:4,320円
現金
北欧では、日本のように、ほとんどの買い物でカードが使えます。
しかし、現金のみの場合もあるので、多少の現金を持っておく必要があります。
北欧の5ヶ国で、それぞれの国で通過が異なります。
ややこしいので、以下表でEU加盟・非加盟と合わせてまとめておきます。
国 | 通貨 | EU |
デンマーク | デンマーク・クローネ | 加盟国 |
スウェーデン | スウェーデン・クローナ | 加盟国 |
ノルウェー | ノルウェー・クローネ | 非加盟国 |
フィンランド | ユーロ | 加盟国 |
アイスランド | アイスランド・クローナ | 非加盟国 |
カップ麺と割り箸
毎食レストランだとお金がかかってしまうし、夜お腹がすいたときに役立ちます。
割り箸も多めに持っていくと良いと思います。
ペットボトルのお茶
現地で水を買えばいいのですが、お茶も飲みたくなりますし、買いに行くのが面倒なとき、スーツケースに入れておくと助かります。多少、節約にもなるはず。
地球の歩き方
ガイドブックといえば、これです。豊富な情報量でいつも役に立ちます。
しかし、情報量が多い分、かさばって重いです。
そのため、Kindleで購入してタブレットで持っていくようにしています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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