ドイツで困るのが、日本のように軟水のおいしい水が手に入りにくいことです。スーパーに行くと、炭酸水のほうがよく売られていています。また、日本のような軟水ではなく、硬水が多いため、味にクセがあって飲みにくいです。
そこで今回は、僕が実際にドイツのスーパーで水を買って飲んでみましたので、ご紹介します!
炭酸あり無しの見分け方
炭酸が入っているか、入っていないかは以下で見分けることができます。ペットボトルのラベルを見て、これらの文字を探して見分けましょう。
- Sprudel:炭酸水
- Medium:微炭酸
- Still:炭酸無し
Sprudeは、英語の sparkling(スパークリング)のことですね。
ちなみに、ホテルの部屋に置いてある無料の水は、炭酸水ばかりでした。
ビンの下の方に、緑でMedium(微炭酸)と書いてあります。炭酸無しが欲しい場合は、スーパーで手に入れる必要がありました。
僕は、スーツケースにペットボトルのお茶を2、3本、日本から持って行くことが多いです。
水の硬度
evianのHPによると、硬度はカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量により以下の式で求められるようです。
硬度mg/L=(カルシウムイオンの量mg/L×2.5)+(マグネシウムイオンの量mg/L×4)
日本で売ってる水は、硬度100mg/l以下の軟水が多いです。
ドイツスーパーに売っている炭酸無しの水
それでは実際に僕がドイツで見つけた水をご紹介します!
こちらはREWEというドイツによくあるスーパーの水売り場です。たくさんの水がありますね。
stillと書いてある炭酸無しの水をいくつか買って、実際に飲んでみました。
全体的に、炭酸無しでも日本みたいな軟水ではなく硬水が多いです。安い水ほど硬水で、口当たりが硬い、くせがある味だと思いました。
ja! Still (REWEの独自ブランド)
ボトルの ja!という青文字が目立っているのが、REWEスーパーの独自ブランドの水です。
500mLくらいで0.14€とかなり安いです。
1.5Lのを買ってみました。1.5Lで0.27€でした。
味はくせがあって、あまり好みではありませんでした。
硬度を計算してみると、以下でした。
カルシウム:70.9mg/l
マグネシウム:13.6 mg/l
硬度:232 mg/l
AQUA MIA STILL(REWEの独自ブランド)
こちらもREWEの独自ブランドの水のようです。
さきほどの Ja!よりは少し値段が上がりますが、安い方でした。
その分、Ja!よりはくせが少ないかな?でもまだ硬水という感じで、好きな味ではありませんでした。
硬度を計算してみると、以下でした。
カルシウム:235mg/l
マグネシウム:66 mg/l
硬度:851 mg/l
ja!よりも硬度が高いです。
ViO Still
こちらは水色のラベルが特徴的な、ViO Stillです。
500mLで0.89€でしたので、値段は高めです。その分、くせが少なくて好みの味に近かったです。
ちなみに緑色のViOは微炭酸です。Mediumと書いてありますね。
炭酸ありの方が目立つ所に置かれているので、最初は知らずに炭酸ありを買ってしまいました。
Volvic(ボルビック)
日本でも見かけるVolvicも売っていました。ボルビックは海外ミネラルウォーターとしては珍しく軟水(硬度:60mg/L)です。
お高めですが、こちらを買えば間違いないと思います。
ペットボトルのデポジット
ペットボトル飲料を買うと、25セントのデポジットを追加で支払う必要があります。
こちらは、ケルンのスーパーで買い物したときのレシートです。
右端に*がついているのがデポジットです。ペットボトルのデポジットが25セント、ビールのデポジットが8セントです。
ペットボトルを購入するときに25セントを支払い、空のペットボトルを返却することで、スーパーで使えるデポジット分のクーポンがもらえます。
スーパーの入口付近にこんな機械がありますので、この中にペットボトルを入れます。
回収可能なものであれば、自動的に吸い込まれていきました。
入れ終わったら、緑のボタンを押すと、クーポンが出てきます。
クーポンを使うときは、日本であれば支払いのときにお金と一緒に渡すのが普通だと思いますが、ドイツでは商品と一緒にベルトコンベアに流すのが一般的なようです。
ペットボトル4本回収してもらえば1€もらえるので、結構大きいです。瓶は重い割にデポジット額も8セントと少なめなので、ホテルに置きっぱなしでも良いと思いますが、ペットボトルであれば軽いので、デポジットは回収するのが良いと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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